看護師の退職手続きまとめ!失業保険給付の申請方法も合わせて解説

看護師の退職手続き

転職する際にやらなければならないことのひとつに各種の手続きがあります。

必要な手続きには「年金」「税金」「健康保険」「雇用保険」の手続きがあり、離職から次の就職までに期間が空くか空かないかで手続きの仕方も異なります。

転職時にやるべきことをしっかりと把握していないと頭を悩ませる問題にもなります。

今回は転職時に必要な手続きの種類を紹介していきます。転職に備えしっかり確認していきましょう。

退社時に職場から受け取る書類

看護師の年金保険税金02

雇用が終了することで元の職場から様々な書類を受け取る必要があります。
その書類をもとに次の職場や生活に向けた手続きを行います。

  • 退職証明書
  • 離職票(申請し郵送にて受け取る)
  • 源泉徴収票
  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 健康保険被保険者資格喪失証明書
  • 厚生年金基金加入員証

転職時の年金の手続き

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離職から入職に間がない場合

次の転職までに間が空かずそのまま入職する場合は国民年金に加入する必要がなく、引き続き転職先の厚生年金に加入することができます。

手続きは転職先が行ってくれるため自分で手続きする必要はありません。

離職から入職に間があく場合

加入していた社会保険に変わって国民年金に加入する必要があります。住んでいる場所(住民登録されている場所)の役所窓口に出向き、国民年金への切り替え手続きを行います。

退職日の翌日から14日以内に手続きをする必要があります。次の仕事までに間がある場合は国民健康保険の加入も必要となりますので、役所で同時に済ませることをおすすめします。

国民年金に加入した同月に転職先への入職が行われた場合は、月末に加入している年金が優先されますので、国民年金の納付はなく転職先の厚生年金に納付する形となります。

<必要なもの>

  • 印鑑
  • 身分証明書
  • 離職票
  • 年金手帳

転職時の税金の手続き

看護師の年金保険税金04

転職時に必要な税金の手続きは「住民税」と「所得税」があります。

住民税の手続き

住民税は前の年に得た収入額に基づいて課税額が決定されます。前年度分を6月から翌年5月までに分割して支払うことになります。

働いているときはそのまま給料天引きの形で納入しますが、退職すると自分で納入しないといけなくなります。

支払い方は退職の時期によって異なりますが、5月までの残額を退職時に支払わなければなりません。(分割もあり)

退職金から天引きしてくれる場合もありますので経理課に相談してみましょう。

6月~12月退職…翌年の5月までの残額を支払う(一括納入もしくは分割)
1月~5月に退職…5月までの残額を一括納入

所得税の手続き

所得税は再就職がどの時期になるかで手続きの仕方が異なります。退職と同じ年内に再就職した場
合は新しい職場で年末調整を受けることができます。

年内に再就職しなかった場合は税務署または確定申告場に行って自分で確定申告する必要があります。退職日に受け取る源泉徴収票(後日郵送もあり)を大切に保管しておきましょう。

マイナンバーの提示

マイナンバー制度が導入され雇用主は社員のマイナンバーを登録することが必要となりました。マイナンバーは国が税金を管理するために重要な個人番号となり、入職時に提出を求められます。

ずっと預けておく必要はなく、正しい番号を知らせるだけで登録は終了しますので、マイナンバーカードを紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

転職の保険の手続き

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健康保険

離職から入職に間がない場合
そのまま次の社会保険に加入できます。手続きは転職先が行ってくれるため自分で手続きする必要はありません。

保険証は後日郵送されますので、到着前に医療機関を利用する必要が出た際はその旨を説明すると負担額のみの支払いもしくは後日負担分の返金が行われます。

離職から入職に間があく場合
健康保険も年金と同様に退職日の翌日から14日以内に手続きをする必要があります。加入規定日を過ぎても加入は可能ですが離職中に急病を患う可能性もあるため早めの申請をおすすめします。

保険証は役所の窓口でそのまま受け取ることができます。月末に加入している健康保険が優先となり二重払いのないようになっています。

<必要なもの>

  • 印鑑
  • 身分証明書
  • 離職票
  • 健康保険資格喪失証明書(場所による)

任意継続被保険者制度とは、離職時に元の社会保険から外れず継続して保険に加入する制度です。

傷病手当や出産手当がもらえますが、もともと会社が負担していた半分の保険料を全額納めないといけなくなるため自分の状況をもとに国民健康保険料と比較して決めることをおすすめします。

雇用保険

住んでいる地域のハローワークに行き、求職の申し込みを行い失業給付の手続きをします。失業手当や再就職手当はハローワークで求職活動をしていること(今後も働く意思があること)が前提となります。

そのためすぐに転職する場合以外は転職サイト経由で転職するつもりでもハローワークと併用して転職活動したほうがメリットは多いと言えます。

<ハローワークに持っていくもの>

  • 印鑑
  • 自分名義の預金通帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 雇用保険被保険者離職票
  • 身分証明書
  • 写真2枚

退職後に雇用保険被保険者離職票が郵送されてきます。失業給付申請には重要な書類となりますので大事に保管しておきましょう。

【まとめ】必要な手続きをしっかり確認し転職時に手続き忘れのないようにしましょう

看護師の転職時に必要となる手続きは一般的な転職と大きく変わりはありません。どれも仕事や生活を続けていくために必要な手続きとなります。

わからないことがある場合は住んでいる地域の市町村役場、ハローワーク、社会保険事務局に問い合わせをしてみましょう。

手続きに対する不安や煩わしさは離職・転職を躊躇するひとつの原因となることもありますが、必要なことさえしっかり理解しておけば不安を抱えずに転職を考えることができます。転職時にいくつも悩みを抱えぬようしっかりと準備しておきましょう。

まとめ

  • 年金と健康保険は離職後14日以内に切り替え申請が必要
  • 転職先へのマイナンバー提出が必要となる
  • 雇用保険利用はハローワークの就活実績が必要
  • 必要な手続きは事前に確認しておく