【板橋中央総合病院】看護師から選ばれる３つの理由【年収や評判の実情】

この記事ではこういった疑問に答えます。

同院は、イムスグループの本院です。イムスグループは、民間であれば徳洲会に次いで規模の大きいグループなので、とても知名度があります。看護学校や介護施設なども運営しているので知っている人は多いでしょう。

しかし、そんな知名度のある病院と言えども、働く上では良いことばかりではありません。実際に現場で働いている看護師の実情も紹介しますので、転職選びの参考にしてくださいね。

板橋中央総合病院が看護師から選ばれる３つの理由

同院が看護師から選ばれる理由は、次の通り。

それぞれ解説します。

その１：大学病院に劣らない看護経験が積める

同院では、大学病院ほどではありませんが、大学病院に劣らない経験を積むことができます。と言うのも、高度な医療技術を備えているのでDPC特定病院群に指定され、病院機能評価での認定もされています。

また、病院独自の研修制度（イクネス）で、5年をかけて認定看護師や管理者などのプロフェッショナルを目指すことができます。

その２：病院間の異動でキャリアを継続できる

同院には「グループ間異動・転勤支援制度」があります。

例えば、家庭の事情や結婚などで住居を変えなくてはいけない、学びたい医療分野が変わった、、、など、こういった場合でも、退職することなくグループ病院に異動することでキャリアを継続することができます。

在籍期間を引き継いでの異動になるので年収が下がることもなく、イムスグループだからこそできるスケールメリットです。

その３：早い段階で主任や副師長に抜擢される

同院では、早い段階で主任や副師長に抜擢されます。おおよそ3年目でリーダー、5年目で主任、早ければ7年目で副師長になれます。

役職者としての経験は転職する際の大きなアドバンテージになるので、言い方は悪いですが、次を見越してのステップアップとして割り切っても良いかもしれません。

板橋中央総合病院で働く看護師の様々な実情を調査

同院で働く看護師の実情を、５つの項目に分けて調査しました。

実情１：年収・給与の実情

給与面に関しては、ハッキリ言って他院と比べて低いです。具体的には以下の通り。

給与に関する実情を調べてみると、とにかく給与面の不満がとても多かったです。そもそもの基本給が低い上に、昇給額も毎年3,300円前後ほどです。

主任になっても年収530万前後なので、不満を持つのは至極当たり前のことでしょう。

実情２：教育・研修の実情

教育面に関しては、５年かけて一人前の看護師に育てる研修制度と他院と合同で行われるブロック研修に定評があります。（中途入職者は、自身のスキルレベルに応じてカリキュラムが組まれます。）

実情３：残業・離職率の実情

残業に関しては、同院の公表データと調査したデータとでは違いがありました。公表されているデータでは月に10時間程度の残業となっていますが、実際はその倍以上は残業しているとの声が多くありました。

離職率に関しては、公表されているデータはありませんが、それなりに高いことが予想できます。全体的に若い看護師が多く、各病棟に10人も新人がいることもあるようです。

実情４：福利厚生・育児支援の実情

福利厚生と育児支援に関しては、一般的なことは十分に整っています。とくに病院すぐの立地に職員専用の保育所があるのは助かります。ちなみに24時間対応です。

なお、コロナ以降は中止になっていますが、グループ全体の運動会があります。日勤後に運動場で綱引きや大玉転がしの練習をすることがあるので、「社会人になってまでこんなことをするとは、、、」と嫌気がさすかもしれません。

実情５：経営状況・赤字かどうかの実情

経営状況に関しては、民間病院ということもあり財務状況は公表されていません。ただ、もともと経営難の病院や介護施設などを買収して規模を大きくしているので、そこまで黒字は出ているとは考えにくいです。

また、同院は少しずつ増築しているので、病棟をまたぐような導線は整備されていません。そもそも建物が全体的に古いです。建て替え計画の話も聞かないので、現場の人にとっては不満点でしょう。

板橋中央総合病院が募集する看護師求人と採用試験

実際に募集している求人と試験内容は、以下の通り。

常勤職員の求人内容

同院では、基本的に常勤職員のみの募集を行なっています。

常勤職員の求人内容

常勤職員の採用試験

採用試験は「書類選考（一次）・個人面接（二次）」のみです。小論文やSPI試験などはないので、わざわざ試験対策をする必要はありません。

人材不足ということもあり、よほど受け答えに問題がない限りは採用されるようです。