【けいゆう病院】看護師から選ばれる２つの理由【年収や評判の実情】

この記事ではこういった疑問に答えます。

同院は、警察の職域病院から一般に開かれることになった病院です。みなとみらい駅からすぐの立地にあるので、交通機関や商業施設へのアクセスがとても良いです。

そんな好立地の場所にある病院ですが、働く上では良いことばかりではありません。実際に現場で働いている看護師の実情も紹介しますので、転職先選びの参考にしてくださいね。

けいゆう病院が看護師から選ばれる２つの理由

同院が看護師から選ばれる理由は、次の通り。

それぞれ解説します。

その１：周産期看護の経験を豊富に積める

同院は、周産期領域に強みがあり、年間1,300件ほどの分娩を扱っています。横浜市内ではトップクラスの分娩数となるので、必然的に周産期看護の経験を豊富に積むことができます。

病棟と外来の周産期チームが一丸となり「妊娠〜出産〜産褥〜育児」までを見守る体制を整えているので、学ぶことがとても多いと思います。また、1件1件のお産にじっくりと関わることができます。

その２：交通機関や商業施設への利便性が良い

同院は、みなとみらい駅から徒歩3分ほどの場所にあります。そのため、交通機関や商業施設への利便性がとても良いです。

私たちは通勤時間が長くなればなるほど「幸せ」を感じにくくなることがわかっています。仕事のモチベーションや休日の過ごし方などに悪影響を与えるということですね。

看護師の業務はただでさえストレスを感じやすいので、病院の立地と周辺の環境は地味に大切です。

けいゆう病院で働く看護師の様々な実情を調査

同院で働く看護師の実情を、５つの項目に分けて調査しました。

実情１：年収・給与の実情

給与に関しては、中規模の病院として一般的な水準です。ただ、やはり夜勤手当の低さは気になります。

補足ですが、コロナ以降、賞与が年々減っています。コロナ前は4.5ヶ月分支給されていましたが、今では4.2ヶ月分にまで減ってしまいました。そのため、職員から給与面での不満が上がっています。

実情２：教育・研修の実情

教育体制に関しては、他院と比べて特別優れているわけではなく平凡です。中途者は、最低限の研修がいくつかあり、あとは現場で学ぶといった流れです。

研修費の一部を補助する制度はありますが、あくまでも在籍する部署に活かせることが条件なので、実際には実費になることの方が多いようです。

実情３：残業・離職率の実情

残業に関しては、そこまで多くなく定時で帰れることも多いようです。ですが、前残業が常態化しているので、その時間分がサービス残業となっているようです。

離職率に関しては、公表しているデータはありませんが、平均勤続年数は6.5年（平均年齢32.6歳）です。なので、平均よりやや高い離職率だと予想できます。

実情４：福利厚生・育児支援の実情

福利厚生と育児支援は、可もなく不可もなくといった感じです。各種手当の金額は低いですし、院内保育所はありますが、定員数が少なく職員専用でもないので利用しづらいです。

他にも、ママ看護師においては、「復職は1年までに、時短勤務は3年まで」と決まっているので、もう少し柔軟さがあっても良いと思います。

実情５：経営状況・赤字かどうかの実情

公的病院ではないので、経営状況は公表されていません。ただ、人件費を削減しているので、そこまで潤ってはいないのかもしれません。

立地が良いと言ってもあくまでも繁華街なので、患者数の増大はさほど期待できません。しかも、近隣にはみなと赤十字病院や横浜中央病院があります。

昨今、病院の大半が赤字経営の状態ですし、明確な強みがないと今後の経営は厳しくなるでしょう。

けいゆう病院が募集する看護師求人と採用試験

実際に募集している求人と試験内容は、以下の通り。

常勤職員の求人内容

同院の中途採用では、一括採用の他に部署や認定資格ごとの募集もされています。一括採用に関しては、毎月オンライン説明会と試験を開催しているので、在職中の人でもスケジュールを組みやすいです。

常勤職員の求人内容

常勤職員の採用試験

採用試験は、「一次：書類選考、二次：適性検査・小論文・個人面接」です。小論文のテーマは事前告知され、今年は「けいゆう病院で目指したい私の看護実践」になります。

面接以外に適性検査や小論文がありますが、落とすような試験ではありません。どちらかと言うと、人手が足りていないので、ちゃんと準備をしておけば落ちる心配はないでしょう。