神経質になる必要はありませんが、履歴書の基本的な書き方が守られているかどうかは採用に関わる重要な要素です。
しかし、履歴書を書くことに慣れている看護師はおそらく少ないのではないでしょうか?
そうなると基本的な書き方も忘れてしまうものです。
そこでこの記事では、履歴書の中でも資格欄に絞って書き方と注意点を解説します。
看護師みき
看護師めぐみ
ジョブス
資格欄を書く上での5つのルール
資格欄には基本的な書き方があり、5つのルールを守ることが大切です。
- 取得年月の早い順に書く
- 西暦か元号かどちらかに統一する(元号の方が一般的)
- 略称ではなく正式名称を書く
- 資格名の後に取得か合格か認定かを書く
- 末尾に「以上」は必要ない(どちらでもOK)
言わずもがなですが、案外忘れがちなのが正式名称で記載することです。
例えば、自動車免許の正式名称は普通自動車第一種運転免許です。訪問看護に応募するならオートマかマニュアルかまで記載すると親切でしょう。
また、看護師免許に関しては、「看護師国家資格 取得」「看護師免許 取得」どちらでも大丈夫です。
多くの履歴書を見た経験からすると、「看護師国家資格 取得」の方が多かったです。
取得・合格・認定の使い分けとは?
資格名の後に記載する表記ですが、主に以下の3種類に分けることができます。
- 取得:免許が交付される(医療資格や税理士など)
- 合格:合格証が交付される(簿記や秘書検など)
- 認定:認定証が交付される(主に民間資格)
英語関連の資格でも、英検なら合格、TOEICなら取得を使い分けるので、厳密に分類するわけすることはできません。
そのため、どの表記を使えば良いか迷ったら「資格名+履歴書」と調べれば適切な表記がわかります。
また、例外的ですが、院内認定看護師制度がある病院で勤務した経験がある看護師であれば、「感染管理院内認定看護師 修了」と書くことができます。
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看護師資格欄の具体例
一般職とは異なり記載できる資格が少なくても気にする必要はありません。以下は、実際の具体例です。
取得できてはいないが、取得中(勉強中)の認定制度や専門制度があれば記載しましょう。
自己研磨できる印象を与えることができるので、採用にプラスの効果を期待できます。
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まとめ:正しい書き方が採用への近道
転職先に合わせた資格を持っていることが本来理想なので、訪問看護なら自動車免許、国際病院ならTOEICやTOEFLのスコアがアピールポイントになります。
しかし、大半の看護師がプラスアフファの資格を持っているわけではないですよね。
資格欄は採用の合否に大きな影響を与えるわけではないので、悲観する必要はありません。
前述した5つのルールを守って、正しい書き方で履歴書を提出しましょう。