看護のお仕事で転職したら祝い金はまだ貰える?廃止されたって本当?

看護のお仕事の祝い金

転職エージェントを通しての転職活動では、入職後に転職支援金として祝い金をもらえる事があります。

金額は数万円〜数十万円まで、転職エージェントの規定によって変わってきますが、全ての転職エージェントで祝い金制度があるわけではありません。

そこで、この記事では、看護のお仕事を利用した時に祝い金は貰えるのか、祝い金制度のある転職エージェントはどこなのかを解説します。

みき

転職エージェントによっては数十万円の祝い金を貰えるんですよね?直接応募だったり看護協会経由だとお金貰えないし損ですね。

めぐみ

確かに、いくつかの転職エージェントは高額な祝い金制度があるわね。でも、看護のお仕事ってどうなのかしら。

ジョブス

それでは、看護のお仕事の祝い金について解説しましょう。

2017年12月31日に祝い金(転職支援金)が廃止

結論から言いますと、残念ながら看護師のお仕事に祝い金制度はありません。

2017年12月31日までは、看護管理職12万円、夜勤ありの常勤5万円、夜勤なしの常勤3万円、非常勤1万円の祝い金制度がありましたが、現在は全て廃止されています。

理由としても職業安定法が改定(2018年1月1日に施行)されことが要因にあります。以下、職業安定法の一部内容です。

求職者等を勧誘するに当たっては、お祝い金等の金銭を支給することは望ましくありません。(求職者への対応に関する留意点の一部を抜粋)

この文言から分かる通り祝い金制度自体は禁止されていないのですが、コンプライスに気をつかう会社では、自主的に廃止する傾向になりました。

みき

看護師に限らず、どの職種でも廃止傾向なんですね。求職者にとっては残念です。

ジョブス

看護師の場合、廃止理由は職業安定法の改定以外にもあるんですよ。

大手転職エージェント全てが祝い金制度を廃止

看護のお仕事だけではなく、マイナビ看護師、ナース人材バンク、ナースフル、ナースではたらこでも、祝い金制度は廃止されました。

職業安定法の改定以外にも大手転職エージェントを中心に医療系紹介協議会を立ち上げた事も祝い金制度廃止の要因にあります。

協議会の名目は健全な転職支援です。求職者の中には祝い金目的の方が一定の割合でいる為、入職したとしても祝い金が支給された直後に辞めてしまう事案がありました。

これは求職者を採用した病院側からしたら、転職エージェントへの信頼度が落ちる事を意味しています。祝い金制度の廃止は、病院と転職エージェントの双方にとってメリットになるのです。

みき

言い分はわかりますけど、求職者からしたらメリットでしかないのに残念です。

めぐみ

お金の出元が病院と転職エージェントだからしょうがないわね。でも祝い金制度があるとこもまだまだあるのよね、ジョブスさん。

ジョブス

もちろんです。大手は廃止されましたけど、中小ならまだ祝い金制度はありますよ。

祝い金制度のある看護師の転職サイトとは?

中小規模の転職エージェントであれば祝い金制度があります。30社以上を調べ、まだ祝い金制度のある転職エージェントを以下にまとめました。

転職サイト 金額 支給日
ジョブデポ看護師 最大40万円 90日後に支給
ナースJJ 最大35万円 3ヶ月後と6ヶ月後に分割支給
看護師.biz 最大30万円 不明
看護プロ 最大3万円 6ヶ月後に支給

※最大:年収や勤務形態によって支給額が異なる、祝い金満額は年収600万円以上の方

最大40万円ともなると怪しむ方もいるかもしれませんが、人材紹介会社が病院からもらえる紹介料は、採用された看護師の年収の30〜40%です。。

年収500万円の看護師であれば150〜200万円にもなるのです。たとえ、30、40万円の祝い金を上げようとも元がとれるので問題ありません。

また、上記でまとめた転職エージェントは、東京のみに拠点を構え、固定費や人件費を安く抑える事ができる事も要因の一つです。

ジョブス

ジョブデポ看護師なんて最大60万円の時もありましたよ。

みき

60万円!もはやボーナスみたいなもんですね。いいな〜。羨ましいな〜。

めぐみ

ちょっと悪い事考えちゃったんだけど、他社で求人だけ探してもらって、祝い金のある転職エージェント経由で転職してもいいのかしら?

他社で求人を探して、祝い金のある転職エージェントで転職してもいいの?

道徳的にはよくないと思われますが、あくまで人材紹介もビジネスです。ご自身が得をする行動を咎める権利は誰にもありません。

つまり、サポートが充実している大手転職エージェントで希望条件に合致する病院をピックアップして、いざ転職する時には、祝い金のある転職エージェント経由で転職することは問題ありません。

労力をかけてサポートをした側にとっては気持ちのいい話ではないですが、これはジョブデポの公式サイトで名言されていることです。

めぐみ

日本の文化的な事かもしれないけど、周りに気を使いすぎよね。転職エージェントを利己的に使う事は大切だと思うわ。

ジョブス

コンサルタントの私が言うのもなんですが、全く問題ないと思いますよ。ただし、注意点もあります。

祝い金につられると痛い目にある可能性も!

祝い金のある転職エージェントは、言い換えれば、祝い金がなければ求職者を集める事ができない転職エージェントです。

ジョブデポ看護師、ナースJJ、看護師.biz、看護プロは、東京のみに拠点がありコンサルタント数も少ないのが現状です。

病院の実地調査も不十分でしょうし、コンサルタントの業界理解度や交渉力も乏しいと言えるでしょう。

例えば、大手転職エージェントを利用して毎月2万円の給料アップ交渉をしてくれれば、賞与込みの年間金額は32万円にもなります。

これが、3年、5年と続けば、祝い金につられて転職をした時よりも多くの給料を得る事ができるのです。

まとめ:転職エージェントは総合力で選ぶ

目先の利益に飛びつくと、長期的にみて損をしてしまう可能性があります。もちろん1年や1年以内で退職する予定なら目先の利益に飛びついた方がプラスになる場合もあります。

祝い金制度のある転職エージェントは、利用者が多く儲かっている優れた会社であると感じてしまいがちですが、実際は異なります。

転職エージェントを選ぶポイントは、情報の信憑性がありコンサルタントの質が総じて高い事です。

看護のお仕事は、祝い金制度も友人紹介制度もありませんが、看護師の口コミ評価が最も高いので満足のいく転職活動ができるでしょう。

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