履歴書にある「趣味・特技」欄に重要性を感じず、空欄のまま転職先に提出したことのある方はいませんか?
顔合わせができない書類選考の段階では、応募書類が合否の判断材料になります。
そのため、アピールできる箇所があれば、もれなくアピールした方が良いのです。もちろん採用担当者は趣味・特技の欄もしっかりとチェックしています。
そこでこの記事では、看護師の転職で役につ趣味特技の具体例や注意点を解説します。
看護師みき
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ジョブス
趣味特技も大事なアピール項目
採用担当者にとって、履歴書の限られた内容で人柄を理解し、合否の判断をすることはかなりの苦労です。
しかし、人気病院ともなると中途応募をした途端、すぐに数十人の看護師から応募がきます。そのため、残念ながら全ての看護師を面接する時間と労力はないのです。
だからこそ、一見重要ではなさそうな趣味特技も気を抜かずに書く必要があります。
なお、趣味特技を明確に分ける必要はありません。
- 趣味:好きなこと、凝っていること
- 特技:得意なこと
趣味特技を広義で調べると上記の違いがありますが、履歴書においては特段分けて考える必要はありません。
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印象がグッと良くなる趣味特技の具体例
趣味特技は特別なものである必要はありません。ごくごく一般的な趣味特技で問題ありません。
ただし、印象が良くなる書き方にはテクニックがあります。
それは、趣味特技の後に「説明文」を付け加えること。
ありきたりな内容でも「説明文」を付け加えることで何倍も印象が良くなります。
以下に趣味特技の具体例を紹介します。
料理
友人を呼んでホームパーティをよく開催します。
採用担当の印象:自分で計画する企画力、コミュニケーションに苦手意識がない。
読書
特に医療に関する本をよく読みます。最近では「患者目線の医療改革」を読みました。
採用担当の印象:学び続ける癖がある、新しい知識を吸収しようとしている。
英会話
外国籍の救急搬送の方が最近増えてきたので最低限の英語が話せるよう勉強中です。
採用担当の印象:自己研磨ができる、外国籍の患者が来たら頼れる。
余り物料理
冷蔵庫にあるもので数品パパッと作れます。一度に複数のことを考えることができます。
採用担当の印象:ユニーク性があり印象に残る。
エクササイズ・ジムトレーニング
仕事で忙しくても体調管理のために週2回はトレーニングしてます。おかげで、体力と免疫力がつき風邪をひきづらくなりました。
採用担当の印象:忙しい職場でも頼りになる人間性を感じる。
掃除
毎週部屋掃除をしています。おかげでなくし物もなく仕事での整理に役立っています。
採用担当の印象:几帳面な人柄を感じる、ミスなども少なそうなイメージを感じる。
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悪い印象を与える趣味特技
趣味特技にも悪い印象を与えてしまう例外があります。以下の3点です。
- 競馬、パチンコなどのギャンブル関連
- サバイバルゲームや危険な収集物関連
- スマホゲームや漫画関連
スマホゲームや漫画は一見、そこまで悪い印象を与えるようには思わないかもしれませんが、わざわざこの内容を選ぶ必要はないということです。
趣味としてスマホゲームや漫画が好きなことは全く問題ありません。
しかし、この趣味から連想できる応募者の人柄や採用するメリットがないのが原因です。
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まとめ:難しく考える必要はナシ
具体例で紹介している通り趣味特技は特別なものである必要はありません。
趣味特技+説明文を付け加えることこそが大切です。
人間観察やネットサーフィン、お酒も趣味として書ける内容だとも思います。
難しく考えず、注意点には気をつけながら、自分の好きな趣味や特技をそのまま書きましょう。