【山形県】看護師が転職したい人気病院ランキング！評判や給料を比較

山形県には69の病院があり、山形市が属する村山地域に医療施設や医療タッフが集中しています。

その他の地域では人的・物的な不足が目立ち、地域間の格差が非常に大きい特徴があります。

転職先の病院を探す場合、高度医療を担う大規病院や看護の質が高い病院に人気が集まりがちです。

そこで今回は、山形県内で転職先をお探しの方々に向けて、人気の病院をランキング形式でご紹介します。

ぜひ、ご自身の希望や条件にマッチする病院を選ぶ際の参考にして下さい。

山形県の看護師が転職したい人気病院ランキング９院

山形県内にある全69病院を、経営力、病床の稼働数、離職率、給料、サービス残業、看護師の口コミなどを総合的に分析し、ランキング形式で紹介します。

病床数の少なさと離職率と年収の悪さは比例しているため、診療所やクリニックはランキング外としています。

１位：山形県立中央病院

 
基幹病院として山形県全域を支える病院

山形県立のがん･生活習慣病センターや救命救急センターを設置した総合医療センターとして、早期発見から3次救急医療を担う病院です。

腫瘍内科やリアニックによる外照射、緩和ケアセンターの運営により、治療から終末期に至るまでのがん医療を支えています。

MFICU・NICU・GCUを備えた総合周産期母子医療センターでは、24時間県内全域から母体・新生児を受け入れ、ドクターカーの出動もしています。

学ぶための環境が整備され、スキルアップを目指せる

クリニカルラダーシステムに則った指定型研修や専門性を高めるエキスパート研修といった院内外の多彩な研修を受講できるので、スキルアップが可能です。

院内図書館では、国内外の多くの蔵書を保有し、多岐にわたる文献検索システムも充実しているため、看護研究や教育支援など学ぶための環境が整備されています。

専門・認定看護師の資格取得を目指す場合、費用の負担や取得期間中の給与・旅費の支給があるため、資格取得支援制度を利用し安心して資格取得に臨めます。

山形県立中央病院の基本情報

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２位：山形大学医学部附属病院

 
高度先進医療を担う山形県唯一の特定機能病院

全国の国立大学病院に先がけて、2005年にがんセンターを設置、キャンサートリートメントボードの取り組みを始め、最先端のがん治療を実践しています。

手術ロボットダビンチやハイブリッド手術室、IMRTのような最先端医療機器を整備、さらには、2020年に東日本重粒子センターの開設を予定しており一層の進化が期待されます。

国立大学病院で初の取り組みとなるコンシェルジュステーションを整備し、入院時の複雑な手続きの集約化・簡素化を図り患者サービス向上に取り組んでいます。

水準の高い看護部で、充実の教育を受けキャリアアップ

専門・認定看護師やDMAT隊員による現任教育実践研修や、看護技術認定制度があり、専門的な知識や技術を習得できる充実の研修制度が整備されています。

働きながら修士課程へ進学できる制度や院外研修参加費の一部補助制度があり、人材育成を推進しているので、キャリアアップを考える方には抜群の環境が整っています。

さらに、全国の看護協会ナースバンクや医療機関と連携して、潜在看護師を対象に非常勤職員として給与を得ながらOJTを行うという、全国的にもユニークな潜在看護師復職支援事業に取り組んでいます。

山形大学医学部附属病院の基本情報

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３位：日本海総合病院

 
山形県・酒田市病院機構の一つとして高度医療を担う

平成20年に県立日本海病院と酒田市立酒田病院が統合し、急性期医療を集約した病院です。

3次救急医療を担う救命救急センターの開設に続き、庄内地域初となるPET/CT導入、ハイブリッド手術室の整備をし、山形県北西部の高度医療を支えています。

障害者（児）と家族を対象とした指定障害福祉サービスによる短期入所事業や、認知症疾患医療センターでの診療・相談業務など、多岐にわたる患者支援も行っています。

充実の福利厚生で、リフレッシュしながら楽しく働ける

13分野の認定看護師の他にも多くの専門資格保有者が在籍しており、認定看護師を目指す場合、学費や旅費を含む経済面でのサポート体制が整備されています。

また、法人会員として提携先のスポーツクラブへ入会できたり、30歳、40歳、50歳と節目毎に5日間のリフレッシュ休暇を取得でき、福利厚生が充実しています。

院内保育所は24時間対応可能で病児・病後児保育も行っているので、子供の急な体調不良にも安心して育児と仕事を両立できます。

日本海総合病院の基本情報

日本海総合病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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４位：公立置賜総合病院

 
平成31年度に新病院完成を控える、置賜地域の高度医療を担う拠点病院

山形県内には3施設のみ、置賜二次医療圏では唯一となる救命救急センターを併設し、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院の役割を担う総合病院です。

置賜地域において、同院は高度医療や急性期医療を、公立置賜長井病院などのサテライト医療施設は、初期医療や慢性期医療を担い、医療機能を分担する医療提供システムを構築しています。

また、平日夜間の救急診療は医師会の協力を得て協働診療を実施したり、2か所の休日診療所を設け、地域を挙げての医療の強化を図っています。

きめ細やかな人材育成のもと、キャリアアップを実現

山形県内で唯一、厚生労働省の新人看護職員研修事業「事例集」に取り上げられた実績があり、人材育成に力を入れている病院です。

キャリアラダーと目標管理に加え、ELNEC研修やIVナース院内認定など多岐にわたる細やかな教育体制が整っており、認定看護師の育成にも取り組んでいます。

固定チーム継続受け持ち制を行っていますが、PNS（パートナーシップ・ナーシング・システム）を3部署で試行中です。

公立置賜総合病院の基本情報

公立置賜総合病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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５位：篠田総合病院

 
充実のリハビリ施設を持つケアミックス病院

大正7年に創立、95年の歴史がある県内最大の民間病院です。

「年中無休」の看板を揚げて救急医療に対応し、中でも超早期からの脳卒中診断・治療を行う脳神経外科・脳神経内科に力を入れていています。

県内最大級のリハビリセンターには、山形市内最多となるリハビリスタッフが在籍しており、急性期から訪問リハビリまで充実したリハビリを提供しています。

ブランクがあっても安心して復職できる抜群のサポート体制

新卒者、中途採用者に関わらず、個々のレベルやキャリアに応じた教育体制や、潜在看護師に対しての研修制度を設け、ブランクがある方も自信を持って勤務できるように支援体制が敷かれています。

正職員として入職6ヶ月後に就職支援金が支給される制度もあり、看護師の確保・充実に力を入れている病院です。

毎年の採用者のうち半数～2/3近くを中途採用者が占めているので、育児中など同じような境遇の方も多く再就職しやすい環境です。

篠田総合病院の基本情報

篠田総合病院の求人情報（参照求人サイト：マイナビ看護師）

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６位：山形済生病院

 
予防医療から高度先進医療に対応する村山2次医療圏の中核的病院

高気圧酸素療法や山形県で初めて導入したカプセル内視鏡など、最先端の医療機器を備え高度な急性期医療に対応しています。

PET／CTセンターや、個別運動療法・健康教室などを開催する健康増進センターが付設されて、予防医学にも重点を置いています。

同院は、県内で2番目に日本医療機能評価機構の施設認定を受けており、質の良い医療の提供に日々邁進しています。

きめ細やかで豊富な研修により、学びを支援

千葉大学看護学部との共同プロジェクトにより開発された院内教育を基盤とし、経年別・役割別の教育プログラムを構成しています。

教育ニードや学習ニードのアンケート調査による診断結果に基づき、職員のニードの高い研修を企画しています。

幅広い世代での看護力の維持向上のための多岐にわたる研修が開催されており「ともに学び、ともに育つ」ことができるよう、キャリアアップ支援体制が整っています。

山形済生病院の基本情報

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７位：庄内余目病院

 
創傷ケアや透析に強みを持つケアミックス型の総合病院

全国に病院や介護施設を展開する徳洲会グループのひとつです。

急性期病棟から療養までに対応する病棟に加えて、関連の介護施設があるため、継続した医療サービスを提供する地域中核病院です。

創傷ケアセンターや庄内地区で唯一の高気圧酸素治療装置、県内有数の規模を誇る透析センターを備え、高度で質の高い医療を担っています。

徳洲会グループのスケールメリットを活用し、スキルアップを図れる

認定看護師の資格取得支援や県内外の学会・研修会参加費用の支給があり、スキルアップを図る際の支援制度が整っています。

さらに、徳洲会グループの他施設での研修や海外研修の受講も可能なので、看護の視野や可能性が広がります。

既卒者にはこれまでのキャリアを考慮して配属先を決定してくれたり、潜在看護師研修もあるので、ブランクがあっても安心して勤務できます。

庄内余目病院の基本情報

庄内余目病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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８位：鶴岡市立荘内病院

 
創立100余年の長い歴史のある庄内南部地域の基幹病院

NICU、GCUを有する地域周産期母子医療センターや地域がん連携指定病院の指定を受けており、庄内地域の高度医療を担っています。

山形県内では数少ない常勤の小児外科専門医が在籍する病院として県内外からの受け入れを行い、小児外科医療への貢献度も高い病院です。

また、脳卒中パスや大腿骨骨折パスなどの地域連携パスを活用し、IT利用による医療連携に力を入れています。

公立病院のメリットを生かし長く働き続けられる

3歳まで育児休業を取得でき、1歳までは給料日額の約半額が共済組合から支給される公務員ならではの制度が整っています。

小学校就学までは育児短時間勤務・部分休業取得、さらに時間外勤務・深夜勤務の免除も可能であり、育児への手厚い支援体制があります。

ライフスタイルの変化に応じて、多様な勤務形態を選択できるので、長く働き続けるには最適です。

鶴岡市立荘内病院の基本情報

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９位：山形市立病院済生館

 
「がん」「脳卒中」「糖尿病」「慢性腎臓病」に強みを持ち、村山地域の医療を担う

山形県で初めて地域医療支援病院の承認を受け、急性期治療を中心に地域に根付いた医療を提供する中核病院です。

特に脳外科領域においては、3ステラMRI、バイプレーン導入により先端的脳血管内手術を行っており、脳卒中の患者数・手術数は県内一の実績があります。

また、災害拠点病院としてDMATを配備する他、断らない救急を目指し山形市内の救急搬送の半数近くを受け入れ、救急医療にも貢献しています。

患者に寄り添う丁寧な看護を実践できる

ナイチンゲールの理性的な関心・心のこもった関心・技術的な関心の「三重の関心」を理念とし、ベッドサイド看護に重点を置いています。

指導体制についても、ベットサイドでの確実で適切な技術・ケアを提供できるよう個人の看護観や能力に合わせて整備されています。

患者に寄り添う看護をじっくりと身に付けたい方にはお勧めの病院です。

山形市立病院済生館の基本情報

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まとめ：山形県の公的病院は赤字経営の傾向が！選ぶ際は慎重に

山形県内でおすすめの9病院についてご紹介しました。

今回ご紹介した、山形県立中央病院は黒字経営ですが、山形県立河北病院は5億円の赤字となっています。

県立病院全体で見ると4年連続の赤字となっていて、県立中央病院・県立河北病院で病床が削減されています。

今後患者数の減少が予想されていますし、医師の確保も困難な現状があり、それに伴い特に公的病院の経営も危なくなりがちです。

転職の際は、最新のニュースなどにも目を向けて情報収集をした上で決断することをおすすめします！

山形県で求人を探すなら転職エージェントの活用は必須

転職エージェントを活用することで、病院の内部情報を事前に確認できるので、ミスマッチを防ぎ、地雷病院を避けることができます。

また、年収アップや希望する診療科への配属交渉もしてくれるため、病院へ直接応募するよりも有利な条件で転職をすることができます。

大手転職エージェントですと「レバウェル看護・マイナビ看護師・ナースフル」が有名どころですが、特にオススメできるのが「マイナビ看護師」です。

実地調査に力を入れているので内部情報に詳しく、給与アップの実績も豊富なので、口コミ評価が高いことが特徴です。

ただし、ランキングで紹介した人気病院を含む条件の良い求人は、募集があると応募者が殺到するので、すぐに締め切りになってしまうケースが大半です。

そのため、たとえ今すぐに転職するつもりがなくても、情報収集は怠らず、すぐに行動できるよう準備しておく事が転職で失敗しないためのコツです。

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