看護師として横浜市立市民病院への転職を考えている。この病院に勤務経験のある看護師からの評判や年収などの実情を知りたい。あと、良い面だけでなく、悪い面もしっかり教えて欲しい。
この記事ではこういった疑問に答えます。
- 横浜市立市民病院が看護師から選ばれる3つの理由
- 横浜市立市民病院で働く看護師の様々な実情を調査
- 横浜市立市民病院が募集する看護師求人と採用試験
同院は、最新の医療体制を備えた横浜エリアの基幹病院です。2020年に移転したばかりなので、広くて綺麗な院内が魅力です。移転後は、多くの機能を備えた病院へと生まれ変わりました。
市立病院なので身分は公務員になります。そのため、若手から中堅まで人気のある病院でもあります。
しかし、そんな人気のある病院と言えども、働く上では良いことばかりではありません。実際に現場で働いている看護師の実情も紹介しますので、転職先選びの参考にしてくださいね。
転職アドバイザー ジョブス
看護師みき
横浜市立市民病院が看護師から選ばれる3つの理由
同院が看護師から選ばれる理由は、次の通り。
- その1:高度な医療体制が整う環境で経験が積める
- その2:進学支援制度でキャリアをより高められる
- その3:中堅以上が多いので業務の負担が偏らない
それぞれ解説します。
その1:高度な医療体制が整う環境で経験が積める
同院では、高度な医療体制を有していることから、看護師として様々な経験を積むことができます。
付け加えると、同院には年間30万人の外来患者と2万人の救急患者が訪れます。かなり忙しい環境ですが、こういった環境に身を置くことでどこで働いても”使える人材”になることができるでしょう。
また、神奈川県で唯一の第一種感染症指定を受けています。感染症看護は不人気の分野ですが、この分野を深く学びたい人にはおすすめです。
看護師めぐみ
その2:進学支援制度でキャリアをより高められる
同院では、進学支援制度が整備されているため、自身のキャリアをより高めることができます。具体的には、認定看護師や看護管理者などを目指す人に対して、費用の一部を病院が負担してくれます。
条件として3年以上の勤務実績が必要ですが、それでも費用負担は助かりますよね。実際、同院には多くのスペシャリストが在籍しています。
- 認定看護師:37人
- 専門看護師:5人
- 特定行為研修の修了者:9人
同じ規模の他院と比べて1.3倍ぐらいは多く在籍していると思います。これはひとえに、キャリアアップを手助けする環境が整っているからでしょう。
看護師みき
その3:中堅以上が多いので業務の負担が偏らない
同院には、中堅以上のベテラン看護師が多いので、業務の負担が特定の誰かに偏ることはありません。
と言うのも、同院に在籍する看護師の平均勤続年数は9.3年、平均年齢は35.9歳です。(かなり良い数値です。)これらの数値から中堅以上が多く在籍していることがわかります。若手看護師ばかりではないということですね。
さらに、同院の離職率は公表されていませんが、これらの数値から退職する人が少ないこともわかります。「せっかく公務員になれたんだし、、、」のようなバイアスは少なからずあると思いますが、それでも仕事をする上で心強いです。
転職アドバイザー ジョブス
横浜市立市民病院で働く看護師の様々な実情を調査
同院で働く看護師の実情を、5つの項目に分けて調査しました。
実情1:年収・給与の実情
給与に関しては、公務員の棒級に従って決まります。医療職の棒級は、勤務年数が短いと同規模の病院と比べて少し低いです。ただ、勤務年数が長ければ着実に昇給するので、将来的には民間病院より高い金額を貰えます。
また、退職金に関しても、民間には比較にならないほど貰えます。生涯を通して稼ぐ金額の総額は、民間より公務員として働く方が多くなります。
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実情2:教育・研修の実情
教育体制に関しては、すでに述べた通り進学支援制度が特徴的です。定期的に進学の募集があるので、目指すべき看護師像があるのなら早い段階で師長に相談すると良いかと思います。
中途の人は、基本的に新卒と同じスケジュールで基礎的な研修が行われます。そして、実務を通してラダーレベルが決まる流れです。
なお、実力があっても役職者になるには時間がかかります。どうしても年功序列的な風土があるからです。仕事ができないベテラン層が一定数いるので、向上心のある人にとってはやるせない気持ちになると思います。
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実情3:残業・離職率の実情
残業に関しては、月平均10〜15時間ほど。公務員だけあって、過重労働にならないように目を配られています。
離職率に関しては、公表しているデータはありません。が、勤続年数と平均年齢から考察すると、平均よりグッと低いと思います。
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実情4:福利厚生・育児支援の実情
福利厚生と育児支援に関しては、一般的なことは全て整備されています。もちろん、院内保育所もあります。
しかし、有給の取得日数が平均8.3日なので、この点が気になります。一応、夏休みに長期休暇が取れるので旅行へ行く人が多いようですが、有給を取得しにくい環境なのでしょう。
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実情5:経営状況・赤字かどうかの実情
同院の経営状況は、そこまで悪くありません。病院を移転した年は赤字決算でしたが、翌年には黒字になっています。
ちなみに、他2つの市立病院(脳卒中神経脊椎センター・横浜市立みなと赤十字病院)の経営状況は、そこまで良好ではないです。今はコロナ補助金でなんとかなっていますが、同院の足をひっぱている状況です。
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横浜市立市民病院が募集する看護師求人と採用試験
実際に募集している求人と試験内容は、以下の通り。
常勤職員の求人内容
同院では、常勤と非常勤の2つの募集があります。年に6回ほど選考があり、どちらも身分は地方公務員になります。(非常勤でも地方公務員になるんですよ。)
常勤職員の求人内容
職種 | 看護師 |
---|---|
雇用形態 | 地方公務員 |
応募資格 | 資格保有者 |
給与 | 270,000円〜 |
勤務形態 | 2交替 |
休日 | 4週8休制 |
選考方法 | 小論文(事前作成)・個人面接 |
地方公務員法の欠格条項に該当しない人。つまり、犯罪歴がある人や暴力行為を行うような団体に所属している人は受験できないということです。
常勤職員の採用試験
常勤職員の採用試験を以下のステップにまとめました。
採用された場合、試験を受けるためにかかった費用(交通費と宿泊費)が支給されます。上限はありますが、北海道からの人であれば上限8.8万円なのでマイナスになることはないと思います。太っ腹ですね。