看護師のストレスの原因は人間関係と激務が9割!悩みの改善策とは?

看護師のストレス

看護師は患者の命に寄り添って働く非常に重要な仕事です。職場には女性が多く、仕事でコミュニケーションが必須となるため看護師にとって悩みは切っても切り離せないものとなります。

悩みに対する解決策を知ることで自分の身に起きた際にどう対処していくかを事前に把握しておくことが重要です。今回は、多くの現役看護師が持つ悩みに対してどう対処すれば良いか確認していきましょう。

上司からのパワハラ被害にあう

看護師の悩み02

看護師の悩みのひとつに上司からのパワーハラスメントがあります。

社会人の聞き取り調査では90%以上がパワハラを受けた経験があると答えており、厚生労働省への労働相談第1位は「いじめ」による悩みとなっています。

看護現場のパワハラは直接的な暴力ではなく精神的な攻撃によるものが多く、それが原因となってうつ病を発症してしまう事例も多く存在します。

厚生労働省が認定するパワハラの種類として次のものが挙げられます。

  1. 人間関係:挨拶をしても無視をする、会話をしてくれない
  2. 過大要求:能力以上の仕事を何度も要求される
  3. 過小要求:掃除や洗濯など能力以下の仕事を何度も要求される
  4. 身体的攻撃:直接身体に被害を受ける
  5. 精神的攻撃:暴言、脅迫、人格否定などの発言をされる
  6. プライバシーの侵害:プライベートに必要以上に介入してくる

パワハラを受けた場合の解決策は仲の良い同僚や親しい上司、または 病院付属の相談員 に早急に相談することです。

病院には困ったときの相談窓口があり、担当職員が割り当てられています。相談することで解決策のアドバイスや職場環境の調整をしてくれることもあります。

職場での相談が難しい場合や相談しても解決に至らない場合のために全国に悩み相談の窓口が設けられています。 厚生労働省も「心の耳」という労働者の精神サポートを行うサイトを運営しています。

  • 厚生労働省「心の耳」
  • 総合労働相談コーナー
  • 職場のトラブル相談ダイヤル
  • みんなの人権110番都道府県
  • 都道府県労働委員会
  • 労働局雇用均等室

抱えている悩み毎に相談できる場所が異なりますので直接電話して尋ねてみるかインターネットで検索して相談してみましょう。

職場復帰しようか、バイトや短期間の派遣をするか

看護師の悩み04

結婚・出産などで一時的に退職し、生活が落ち着いた頃に復職して働こうと考える看護師は多くいます。

正職員として元の職場に復帰するか、バイトやパートとして働くか、短期間の契約で様子をみるかなど雇用形態について考えることは悩みの一つになります。

正職員として働き始めると大きな責任が伴い時間の融通をつけることも難しくなります。

個々の事情に対して理解のある職場であれば問題ありませんが、正職員という立場から特別視されず同じ条件を望まれることも多く、それが逆にストレスになることもあります。

どういった立場で復職するかは給料面や通勤・住宅事情など個人の生活状況によりますが、自分が家庭やその他のことに対して必要となる時間をしっかり把握して雇用形態を選ぶことが重要となります。

苦手な患者がいる

病棟で勤務する看護師にとって「苦手な患者がいる」という言葉は良く聞かれるものです。看護師も患者も人間である以上、苦手な相手は必ず存在します。医療がサービス業という側面を持つ限り、苦手に対して避けることは難しくなります。

解決策としては、まず何が苦手なのかを分析することから始めてみましょう。分析した答えが自分を変えることで解決するのであれば自分を変える努力をしましょう。

相手を変えることは非常に難しいですが、自分を変えることは可能です。相手への印象は非言語的なものから影響を受けることが多いため、自分の会話の仕方や仕草など相手を不快にさせる原因がないかもう一度自分を見つめ直してみることも必要です。

相手に理由があることが明確な場合は上司に事情を説明し、担当を変わってもらうことや勤務病棟を移してもらうなどの対応が可能か相談してみましょう。

「合わない人がいるから変えてほしい」という理由だけでは非常に難しいですが、仕事を続けていく上でどうしても受け入れることができない理由であれば相談してみることも必要です。

職場がギスギスしていて雰囲気がよくない

看護師の悩み03

看護師の職場の人間関係に関する悩みは良く耳にする話です。女性が多く、年齢層に幅がある職場の中でうまくコミュニケーションをとっていかなくてはならない仕事となります。

中には派閥が存在する職場もあり、職場仲間とコミュニケーションがうまく取れないという悩みが多く聞かれます。勤務年数の浅い看護師によくみられる悩みとなります。

職場の雰囲気を改善する解決策としては介在する問題を解決することが手っ取り早い解決策となります。しかし、個人で処理できるレベルではないことが多く、アクションを起こすことで疎外されてしまうケースもあります。

看護師長や病棟主任など直属の上司に相談ができるようであればまず悩みを打ち明けてみましょう。相談しづらい環境があり職場の雰囲気を変えることが難しいのであれば、我慢せず転職を考えることをお勧めします。

意思疎通・コミュニケーションが重要な職種になるため看護師の職場関係は患者さんにダイレクトに影響を及ぼします。患者の不利益にしかならない環境に縛られる病院で長く働くことはお勧めできません。思い切って行動を起こすことも自分のキャリアにとって必要になります。

転職したばかりだがもう転職したい

転職をしたが、いざ働いてみると自分の想い描いていた職場と違っていたということはよくある話です。採用してくれたのだから我慢して働こうと悩みを抱えたまま仕事を続け、ストレスで精神的に追い詰められるケースもあります。

働き続けるか再転職を考えるかは悩みの一つとなりますが、現状が自分に合っておらず精神的な負担が大きいのであれば再転職を選択することは大事な決断になります。

働いている病院に迷惑をかける可能性はあるかもしれませんが、今後の自分を優先して考えていくほうがベターだと言えます。

欠員が出ても病院は業務に人員が不足するのであればまた別の看護師を募集しますし、新しい看護師がその職場に合うことだってあります。あなたが無理をする必要はなく自分のために再転職を検討しましょう。

病院を転々とすると再就職先への印象が悪くなる場合もありますので、新しい職場を探す際は待遇面だけではなく職場環境もよく検討して探すことをお勧めします。

看護師専門の転職サイトなどには転職アドバイザーがいて、自分の就職先について無料で相談できるところもありますので合わせて検討してみると良いでしょう。

【まとめ】転職を視野に入れて悩みに向き合ってみる

命の現場で働く看護師は様々な悩みを抱えています。その中でも職場環境に悩む看護師は多く、離職率・転職率は他の職業と比較しても非常に高い職業と言えます。自分の悩みを解決できる手段を事前に知っておくことは働く上でとても重要なものとなります。

解決手段を用いても悩みを解決する事が難しいのであれば、今の職場にこだわらず転職を視野に入れても良いでしょう。

今の職場だけではなく多くの職場で力を求められるのが国家資格を持つ看護師の強みなのです。いつでも転職が可能だということを心のよりどころにし、悩みや不安に向き合ってみましょう。

まとめ

  • 看護師の悩みは多種多様である
  • パワハラに悩む場合は相談窓口に駆け込む
  • 職場復帰は現状の自分の立場を良く考えてみる
  • 苦手な患者との関係は問題点をはっきりさせる
  • 親しい友人や上司に何でも相談してみる
  • 転職もひとつの解決法である