看護師の面接は準備が9割!代表的な質問と面接官がうなる回答例とは

看護師の転職面接

看護師の転職面接

看護師として転職する際、採用試験を設けていない病院は少なくありません。そういった病院・企業では面接の良し悪しが決め手となります。またほとんどの病院・企業の面接では、代表的な質問項目が決まっています。

その為、面接突破の為には質問に対する回答をしっかりと準備することが欠かせません。対策しておけば、頭が真っ白にならず、上手く面接を進めることができるからです。

今回は看護師が転職に成功するための面接対策マニュアルを紹介します!

看護師が面接で聞かれる代表的な質問

看護師の面接02

看護師として面接で聞かれる代表的な質問のバリエーションはそこまで多くありません。何故ならどのような組織でも、診療科目や業界が変わらない限り、看護師としての役割が大きく異なることはほとんどないからです。

そこで次に、面接で聞かれる代表的な質問を紹介します。

  • これまでの経歴を紹介してもらえますか?
  • なぜ当院を選んだのですか?
  • あなたが看護師として働く際に大切にしていることは何ですか?
  • 転職理由を教えてください
  • 長く働くことはできますか?
  • 他で選考が進んでいる病院などはありますか?
  • 就職できたら、当院で何がしたいですか?

これらの質問をいきなりされると、緊張感がある面接の現場では頭が真っ白になってしまうことも少なくありません。その為、これらの質問があった場合にはどう答えるのか事前に準備しておくことが大切なのです。

代表的な質問1
これまでの経歴を説明してもらえますか?

良い回答例

A病院では6年間、B科にて勤務看護業務に励んでいました。3年目からはプリセプターとして後輩の指導・育成にも携わってきました。B病院C科での業務がメインでした。この病院ではコミュニケーションを重視してチーム医療で各担当と連携を取りながら業務に従事しておりました。以上です。

悪い回答例

ええと…。A病院ではB科にて看護業務に励んできました。3年目からはプリセプターとして後輩の指導・育成にも携わってきました。退職した理由は職場があまりに激務過ぎて、体力的に辛くなってしまったので退職しています。次のB病院では病棟勤務がメインでした。診療科目はC科です。この病院では後輩の指導や教育に従事しておりました。まだ退職日は決まっていないんですが、病院が決まったら転職しようと考えています。

回答ポイント1:経歴について説明する際は、短く端的に話そう

経歴について説明する際は、短く端的に話すことが欠かせません。良い回答例では、短く端的に質問に答え、最期に「以上です」と加えています。これは短く答える際には、かなり重要なポイントです。

何故なら経歴についての回答は長くなる場合が多く、話を聞いている面接官も、締めの言葉がなければどこで話が終わったのか分かりません。その為経歴について回答する際は短く話し、そして「以上です」と締めの言葉を加えることが大切なのです。

回答のポイント2:聞かれていない退職理由まで答える必要はない

経歴について聞かれた際によくやりがちな過ちがあります。それが聞かれていない退職理由まで答えることです。経歴を説明する際に、退職理由まで説明しようとすると、どうしても話が長くなりがちです。

そうなると、せっかく上手く経歴が伝えられても面接官にはネガティブな印象が残ってしまう場合が多いのです。その為、経歴について聞かれた際は、余計なことまで答えてはいけません。これまでの経歴の中の転職・退職理由については聞かれた際に答えればいいのです。

代表的な質問2
なぜ当院を選んだのですか?

良い回答例

ポイントは三つあります。一つ目は御院の教育体制、二つ目は御院の経営理念に共感したこと、三つ目は通勤時間です。この三つのポイントのうち、私が最も重視したことは教育体制が整っていることです。私は今後、認定看護師としてのキャリアアップを考えています。その為、教育制度が整った御院に魅力を感じ、働きたいと思い志望いたしました。

悪い回答例

私が御院を選んだ理由は、自宅からの通勤距離が近いからです。私は子育てをしている為、どうしても通勤時間が短いエリアで仕事を探す必要がありました。そしてできれば急性期ではなく療養型病棟で働きたいと考えておりまして、御院で募集がありましたので志望いたしました。

回答のポイント1:質問には論理的に回答しよう

「なぜ当院を選らんだのか?」という質問は志望動機を聞かれているのと、同義と捉えても問題ありません。その際のポイントはなるべく志望する病院の特徴を捉えたもので回答することです。

そしてさらに大切になのが論理的に回答することです。病院を選んだ理由が三つある場合は、最初に「三つあります」と伝えた上で話しましょう。

結論から話す、というのは論理的な会話の基本ですが、それをするだけで論理的な印象が面接官に残りやすくなります。

回答のポイント2:志望理由は面接官が共感できそうなものを答えよう

《悪い回答例》では、志望理由として通勤距離を回答しています。これは回答の選択としてあまり良くありません。通常、ある病院を志望する際の志望理由は一つではないですよね。

看護師仲間から病院の評判を聞いて、通勤距離を調べて、福利厚生や給料を調べ、尚且つ病院ホームページを閲覧して、いくつかの理由があってその病院を選んだはずです。

例えば志望理由は、通勤距離以外でも、看護師仲間の評判が良かった、療養型病棟で働きたかったなど、色々あるのではないでしょうか。もちろん自分の中で優先順位は決めていることでしょう。

しかし面接は面接官に良い印象を残さなければ採用になることはありません。その為、志望理由について回答する際は、面接官が共感しやすいもので答えることが理想的なのです。無理に演じることや、嘘をつく必要はありませんが、回答内容に配慮することが大切です。

代表的な質問3
あなたが看護師として働く際に大切にしていることは何ですか?

良い回答例

仕事で辛いと感じることがあっても、できる限り笑顔で患者さんに接することです。優しさと厳しさのバランスが必要だと考えています。できる限り患者さんには、自分でできることは、自分でしていただくことを意識してきました。患者さんが退院後も不自由なく生活できるように、自立を意識して看護に取り組んで参りました。

悪い回答例

大切にしていることですか…。すいません、特に意識したことはないのですが。しいていえば笑顔で患者さんに接することですかね。

回答のポイント1:看護部の看護方針に合わせて回答しよう

このような看護観、仕事をする上で意識していること、というのはかなり高い確率で質問されます。この質問に関してはできるだけ自分の本音で答えるべきですが、注意すべきポイントがあります。

それは看護部の看護方針にできるだけ合わせた回答を意識することです。病院のホームページを確認すればほとんどの場合、看護部の看護方針が提示されています。

自分に嘘をついてまで、その看護方針に合わせる必要はないですが、少なくとも反するような回答はすべきではないので、注意しておきましょう。

回答のポイント2:看護観を普段から意識することが欠かせない

悪い例では、スムーズに回答できない状況を紹介しましたが、看護観は普段から意識していなければ面接官の質問に対して即答することはできません。その為、面接対策として看護観を考えることは勿論必要ですが、普段から看護観は意識しておきましょう。そうすることで、面接でもつまらずにスムーズに回答しやすくなります。

面接終了時の逆質問のポイント

看護師の面接03

面接は自己紹介から始まり、質疑応答へと進みます。そして最後に待っているのが逆質問です。逆質問は非常にシンプルで面接官から次のような言葉を投げかけられます。

「最後に質問は?」この質問がでたら、できるだけ何か気になることを質問しましょう。

その内容は業務内容の説明や、求人情報の疑問点、一日の仕事の流れ等、どんなことでも構いません。質問することが大切です。このタイミングで質問することで就業に対する意欲をアピールできるからです。

しかし「何か質問はありますか?」と聞かれても、本当に何も聞くことがない、もしくは頭が真っ白になることは少なくありません。

そのような場合は、「先ほど詳しく説明いただいたので、大丈夫です。」または人材紹介会社を経由しているのであれば「紹介会社から詳しく説明を受けているので、特にございません」と答えましょう。

ポイントはただ「質問はない」と回答するのではなく、質問がないのであれば、その理由もセットにして伝えることです。

面接時のチェックポイント

看護師の面接04

服装
看護師としての面接では質疑の内容だけでなく、服装もチェックされています。特に人気病院ほどよく見ているので服装にも細心の注意を向けることが欠かせません。

  • スーツは黒を基調としているか?
  • スーツにしわ、シミ等の汚れはないか?
  • 髪型はすっきりしたものになっているか?
  • 長い髪は束ねているか?髪色は落ち着いているか?
  • 靴は黒のパンプスを準備しているか?

持ち物
面接の際に忘れ物をしてしまうと、それを取りに帰ることで遅刻してしまうリスクがあります。万全の状態で面接に挑む為にも、持ち物はしっかりとチェックしておきましょう。

  • 応募書類一式(看護師免許のコピー等)
  • 筆記用具(ボールペン、消しゴム、シャーペン)
  • メモ帳、手帳(面接官が業務内容を説明した際のメモ用)
  • 印鑑

面接官に良い印象を与えるコツ

面接官に良い印象を与えられるかどうかが、採用の決め手になります。では一体どのようなことを意識して面接に挑むべきなのでしょうか。そのポイントは以下の通りです。

  • 豊かな表情で挨拶して質問に答える
  • 大きな声を出すことを心がける
  • テンポの良い会話を意識する
  • 看護に対する自分の思いをしっかり伝える

この中でもっとも大切なことは実は大きな声を出すことです。何故なら大きな声で面接官の質問に受け答えしていれば、決して明るい性格ではなかったとしても、明るい人という印象が残るからです。

そして声を大きく出そうとすれば、自然と表情も豊かになるので、明るい雰囲気となり自然と面接の空気も和みやすくなります。

面接の雰囲気が良くなれば自然と会話のテンポも良くなり、最終的に面接官に好印象が残りやすくなるでしょう。

まとめ【看護師として転職活動する際は面接対策の時間をしっかりと確保しよう】

転職を成功させる為には、面接対策に時間を割くことが欠かせません。どれだけ普段から面接に自信がある人でも志望する病院について何も調べていなければ、面接官に働きたいという熱意を伝えることはできないのです。

その為、面接対策は計画的に取り組むことが欠かせません。志望動機や質疑応答の内容をしっかり考え、声に出してシュミレーションしておくことで面接の成功率は高めることができるのです。

看護のお仕事では、事前に志望動機の添削や面接対策を行ってくれるので初めての転職をする方や面接に不安のある方は特にオススメのエージェントです。

看護のお仕事

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まとめ

  • 面接の前に質疑応答の回答内容は準備しておこう
  • 面接の際は大きな声を出すことを意識しよう
  • 面接練習は声を出すことが欠かせない
  • 看護観については普段から考えることが必要
  • 面接の服装は清潔感が大切