【鳥取・米子】看護師が転職したい人気病院ランキング！評判や給料を比較

鳥取県は東部・中部・西部の3つの医療圏に分かれ、各医療圏ごとに中核となる主要病院がバランスよく配置されています。

人口減少や高齢化が進む鳥取県ですが、各医療圏の医療提供体制に大きな偏りはなく、通常医療であれば居住地域内で医療が完結するという特徴があります。

また、看護師数は慢性的に不足しており、高齢化や在宅医療の推進も後押しして、看護師の需要はますます高まっています。

転職や復職を検討中の方にとっては、有利な状況といえるでしょう。

今回は鳥取県内で転職先をお探し中の看護師さんに向けて、規模が大きく待遇面も条件の良い病院を中心にピックアップしました。

各病院のプラス面・マイナス面を調査し、転職する上で有益となる情報を集めていますので、様々な病院を比較・検討して自分にぴったりの病院を見つけてください。

鳥取県の看護師が転職したい人気病院ランキング９院

鳥取県内にある全44病院を「経営力・病床の稼働数・離職率・年収給料・サービス残業の有無・看護師の口コミ」などを元に総合的に分析しました。

病院規模が小さければ小さいほど離職率が高く給与水準も低いので、診療所や個人クリニックはランキング外としています。

１位：鳥取大学医学部附属病院

 
高度先進医療と地域医療を担う、県内随一の特定機能病院

同院は「高度先進医療・三次救急・災害拠点病院・総合周産期母子医療センター」などの機能を備えた県内随一の特定機能病院です。

屋上ヘリポートが新設され、ドクターヘリ基地病院としてへき地医療や救命率の向上にも貢献しています。

さらに、同院の低侵襲外科センターはロボット手術件数で全国トップクラスの実績を誇ります。

心疾患の新たなカテーテル治療にも取り組むなど、先端医療分野で全国を牽引する存在です。

「働きやすさトップクラス」を掲げ、病院全体でワークライフバランスに取り組む

同院には、全国でも珍しい学童保育に対応した院内保育室があります。

病児保育室も完備し、24時間対応なのでママ（パパ）看護師も安心して働くことができます。

また、帰宅後の夕飯づくりの負担が軽減する「夕食持ち帰りサービス」や、ユニフォーム・業務用小物をデザイン・制作する「ものづくりプロジェクト」などのユニークな取り組みも行っています。

職員の声をひろい上げ、職場環境を良くするために病院全体でプロジェクトチームを立ち上げるなど、まさに「働きやすさトップクラス」を体現する病院です。

鳥取大学医学部附属病院の基本情報

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２位：鳥取県立中央病院

 
2018年に新病院がオープン！県東部最大規模の病院機能を有する基幹病院

2018年12月に新病院がオープンしたばかりの同院は、屋上ヘリポートやハイブリッド手術室の新設、救命救急センターやNICUの拡充・増床により、病院機能がさらに充実しました。

また、518床の病床数は県東部だと最多を誇り、県内では鳥取大学医学部附属病院に次ぐ規模です。

地上11階建の新病院は県内で最も高い建築物となり、地域のランドマーク的な役割も果たしています。

「三次救急・高度医療・がん治療・周産期母子医療・災害医療」など、東部医療圏の中心的役割を担う基幹病院として、さらなる発展が期待されます。

院内の「女性職員支援室」が働く女性の心と体をサポート！

同院では、医師・看護師・事務員らの職種で構成された「女性職員支援室」を院内に設置しています。

女性職員専用のスタッフルームでは、授乳や搾乳、体調不良時の休憩ができるほか、インターネット環境や育児書、レシピ本などが揃っており、気軽に立ち寄って過ごすことができます。

また、復職支援研修会や中途採用者の技術支援なども積極的に行っています。

鳥取県立中央病院の基本情報

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３位：鳥取赤十字病院

 
2018年に新病院がオープン！100年以上の歴史がある中核病院

同院は鳥取市街の中心部に位置し、近隣を県庁や市役所・県立図書館などに囲まれ、立地の良さから多くの患者が来院します。

2018年5月に新病院がオープンしたばかりで、山陰随一の症例数を誇る内視鏡センターや鳥取県唯一のリウマチセンターなど、病院機能が充実しています。

救急医療・急性期医療を中心に、赤十字の使命である人道支援や災害救護など専門性の高い医療を提供しているのが特徴です。

赤十字看護師としての高いスキルを身につけ、自分の目指す看護を実践できる

赤十字病院といえば、救急・急性期医療、災害救護を中心とした専門性の高い医療提供が特徴です。

看護師にも高い知識とスキルが求められるため、同院ではキャリア開発ラダーを導入し、国際救護要員・研究者・管理者などのスペシャリスト育成も行っています。

中途採用者の場合は、これまでの経験や希望する部署を考慮し配属先を決定するため、看護師としてさらなるキャリアを積みたいという方にはおすすめの病院です。

鳥取赤十字病院の基本情報

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４位：米子医療センター

 
専門性の高いがん医療・腎医療に特化した地域の基幹病院

同院は創立70年を超え、米子市内で長い歴史をもつ病院です。

2015年に病院の新築工事が完了し、2018年には地域や大学病院との連携施設として「米子医療連携センター」も完成しました。

がん医療・腎医療の分野における幹細胞移植・腎移植などの先端医療が強みですが、急性期医療をはじめとする地域医療も充実しています。

病床数は270床（一般病棟250床・緩和ケア病棟20床）で、全室クリーンルームの幹細胞移植センターなど院内設備が充実しています。

国家公務員に準ずる待遇・福利厚生が魅力

同院は、全国最大の医療グループである国立病院機構が運営しています。

待遇は国家公務員と同等の水準で、長く勤務するほど年収や退職金が増える点がメリットです。

また、家族の急な転勤や他の医療分野を学びたい場合など、退職せずにキャリアを継続したまま他県のグループ病院へ異動することも可能です。

復職や転職者を対象にした「再就職支援研修会」を定期的に開催しており、ブランクのある方や急性期病院は不安という方もチャレンジしやすい環境が整っています。

米子医療センターの基本情報

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５位：山陰労災病院

 
山陰地区の勤労者医療・地域医療を担う、地域密着型の中核病院

同院は、全国に33施設を有する労災病院のひとつです。勤労者医療・地域医療を中心に、二次救急病院として急性期医療も行なっています。

勤労者医療では「脳卒中・アスベスト・メンタルヘルス」などの各センターを設置し、労働者の健康保持や疾病の「予防・早期発見・治療」に貢献しています。

近年は、在宅医療推進のため地域包括ケア病棟も新設されました。さらに2024年には病院の増改築工事が完了予定で、今後さらなる発展が期待されます。

アットホームな雰囲気と手厚い福利厚生が魅力

同院は、月額3000円前後で利用できる職員宿舎や24時間対応の院内保育など、福利厚生が充実しています。

部署によって多少の差はありますが、救急・急性期病院としては珍しく残業が少ないことも特徴です。

ママ看護師が多く在籍しているので、小さいお子さんを子育て中の方も働きやすい環境となっています。

山陰労災病院の基本情報

山陰労災病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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６位：同愛会 博愛病院

 
救急・急性期から在宅医療までをトータルサポートするケアミックス型病院

同院は、28の診療科と「一般・回復期・療養・地域包括ケア病棟」を有し、急性期から回復期・慢性期まで幅広い医療を提供しています。

また、後方支援施設として訪問看護ステーションや老人保健施設を併設し、在宅療養支援にも力を入れています。

同院の患者の8割が高齢者という現状から、医療と介護が連携して患者をサポートする「生活モデル」の医療提供体制が同院の大きな特徴です。

これからの看護に必要な在宅療養支援を実践的に学べる！

同院は、急性期から回復期・慢性期まで一貫した診療体制に加え、訪問看護ステーション・老人保健施設が併設されています。

入院から退院後の生活までをトータルサポートする環境が整っており、退院支援や在宅医療を体系的・実践的に学ぶことができます。

専門・認定看護師取得支援も行っているため、慢性期・脳卒中リハビリ・訪問看護・認知症分野の資格取得を目指す方にとっても絶好の環境といえるでしょう。

博愛病院の基本情報

博愛病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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７位：鳥取市立病院

 
急性期医療・がん医療を中心とした地域医療を担う公立総合病院

同院は23の診療科と340床の入院病床を有する公立総合病院です。

急性期医療・がん診療を柱に、慢性期から終末期医療まで幅広い診療を提供しています。

県内初となる同院の脊椎脊髄センターは、整形外科と脳外科のコラボレーションによる総合的治療が特徴です。

また、院内外の医療従事者を対象としたモーニングレクチャーを開催するなど、地域医療の人材育成・質の向上にも貢献しています。

教育体制・キャリアアップ支援が充実！着実にスキルアップ・キャリアアップが目指せる

同院には、現在6分野8名の認定看護師が在籍しており、2017年には特定看護師も誕生しました。高い専門知識とスキルを活かし院内外で活躍しています。

専門・認定看護師取得に対しては、受講料や旅費など資格取得に関わる費用を公費負担してもらえる制度があり、病院に在籍しながら資格取得を目指すことができます。

また、就業前の30分間を利用した「モーニングレクチャー」という学習会を定期的に開催するなど、病院全体の職員教育にも力を入れています。

鳥取市立病院の基本情報

鳥取市立病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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８位：野島病院

 
救急から在宅療養まで、地域医療を支えるケアミックス型病院

同院は創立100年を超え、長年にわたり地域医療を提供してきた歴史ある病院です。

「一般・地域包括ケア・療養・回復期リハビリ病棟」で構成され、急性期から在宅復帰までをトータルサポートしています。

関連施設として老人保健施設・訪問看護ステーション・デイケアセンターなどを運営し、保健・医療・福祉を統合した地域包括ケアを実践しています。

子育て中でも働きやすい環境！教育体制・福利厚生も充実

同院には、24時間対応・土日も対応する院内保育と、病後児保育を完備しています。

マイカー通勤も可能（無料駐車場あり）で、小さなお子さんをお持ちのママ看護師も安心して働ける環境です。

また、遠方者に敷金・礼金・家賃などを支援する社宅制度や、中途採用者への就職支度金制度など福利厚生が充実しています。

病院見学は随時受け付けており、ブランクのある潜在看護師の採用も積極的に行なっています。

野島病院の基本情報

野島病院の求人情報（参照求人サイト：マイナビ看護師）

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９位：鳥取生協病院

 
地域住民の健康と生活を総合的に支える、地域密着型の中核病院

同院は2008年に現在地に移転オープンし「急性期医療・リハビリ・緩和ケア」の3つを柱とした地域医療を行なっています。

「一般・地域包括ケア・回復期リハビリ・緩和ケア病棟」から構成され、急性期から慢性期・緩和ケアまで一貫した治療が可能です。

また、老人保健施設・訪問看護ステーション・診療所などの関連施設と連携することで、病気の治療だけでなく「生活を支える病院」として地域に密着した医療を提供しています。

手厚い教育体制とキャリア支援が魅力

同院では段階的な卒後教育はもちろん、多職種協働のカンファレンスや学習会などを積極的に開催しています。

また、オンデマンド研修の導入や専門・認定看護師の取得支援など、キャリア支援が充実しているのも特徴です。

潜在看護師を対象とした再就職支援研修や、経験者にも希望に応じてプリセプター制度を適用するなど、中途採用者が安心して職場に溶け込めるように工夫されています。

鳥取生協病院の基本情報

鳥取生協病院の求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

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まとめ：鳥取県の人気病院は、東部・西部地区に集中している！

少子高齢化・人口減少が進む鳥取県は、高度先端医療だけでなく地域医療を重視した病院が多く見られます。

博愛病院や野島病院のような「ケアミックス型」の病院は、今後ますます需要が高まると考えられ、看護の独自性・専門性を活かせる魅力的な職場といえるでしょう。

今回は、東部・西部地区の主要病院が多数ランキングしました。いずれの病院も教育体制や福利厚生が充実しており、中途採用者も安心して就職できる環境が整っています。

転職の際には、これらの情報をお役立ていただくとともに、転職サイトの口コミやニュースで最新の情報を入手し、戦略的に転職活動を行うことをおすすめします。

鳥取県で求人を探すなら転職エージェントの活用は必須

転職エージェントを活用することで、病院の内部情報を事前に確認できるので、ミスマッチを防ぎ、地雷病院を避けることができます。

また、年収アップや希望する診療科への配属交渉もしてくれるため、病院へ直接応募するよりも有利な条件で転職をすることができます。

大手転職エージェントですと「レバウェル看護・マイナビ看護師・ナースフル」が有名どころですが、特にオススメできるのが「マイナビ看護師」です。

実地調査に力を入れているので内部情報に詳しく、給与アップの実績も豊富なので、口コミ評価が高いことが特徴です。

ただし、ランキングで紹介した人気病院を含む条件の良い求人は、募集があると応募者が殺到するので、すぐに締め切りになってしまうケースが大半です。

そのため、たとえ今すぐに転職するつもりがなくても、情報収集は怠らず、すぐに行動できるよう準備しておく事が転職で失敗しないためのコツです。

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