【福島・郡山】看護師が転職したい人気病院ランキング！評判や給料を比較

福島県は全国に比べて心疾患・脳血管疾患による死亡率が高く、救急医療の充実が特徴的です。

また、震災と原発事故以降は災害対策への意識の高まりもあり、災害医療のより一層の充実が図られています。

今回は県内で転職先をお探し中の看護師さんに向けて、福島市・郡山市・いわき市を中心とした主要病院の情報を集め、それらをランキング形式にまとめました。

様々な病院を比較・検討して、自分にぴったりの病院を見つけてください。

福島県の看護師が転職したい人気病院ランキング１０院

福島県内にある全130病院を「経営力・病床の稼働数・離職率・年収給料・サービス残業の有無・看護師の口コミ」などを元に総合的に分析しました。

病院規模が小さければ小さいほど離職率が高く給与水準も低いので、診療所や個人クリニックはランキング外としています。

１位：いわき市医療センター

 
高度急性期医療・先進医療を担う基幹病院

同院は「いわき医療圏の救命救急センター・周産期母子医療センター・がん診療連携拠点病院」の指定を受ける基幹病院です。

「低侵襲心臓血管治療・人工関節手術・がん集学的治療」など複数の重点医療をセンター化し、高度先進医療を提供しています。

また、地域医療支援病院として浜通り地区の近隣病院と連携を取り、地域に開かれた総合病院として地域医療に貢献しています。

中途採用者にも1年間のプリセプター指導あり！充実の教育体制が魅力

同院では、中途採用者にもプリセプター制度を導入し、1年間しっかりと教育を行っているのが特徴です。

クリニカルラダーに沿った研修が充実しており、高度医療に対応できる看護師の育成を目指しています。

キャリアップ支援として、認定看護師・看護教員・実習指導者など、資格取得のサポートも積極的にしています。

基本情報

求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

２位：福島県立医科大学付属病院

 
高度急性期医療・先進医療を提供する県内唯一の特定機能病院

同院は、39の診療科と高度救命救急センターを有する県内唯一の特定機能病院です。

2011年の震災以降、「救急・災害・被ばく・子ども医療」など、あらゆる医療分野の中核となり地域に貢献しています。

また、大学病院として先進医療の研究や高い専門性を持つ医療人の育成にも力を入れています。

大学病院ならではの充実した継続教育が魅力

同院は、県内の医療と看護をリードする看護師の育成を目指しています。

クリニカルラダーとキャリアアッププログラムの2本柱を中心に、個人へのiPad貸与など「いつでも・どこでも」学習ができる環境を整えています。

また、専門・認定看護師の在籍数は県内最多を誇り、専門性の高い看護を提供するためのキャリア支援も充実しています。

基本情報

求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

３位：福島赤十字病院

 
2019年に新病院が移転オープン！地域の救急・災害医療を担う中核病院

同院は創立以来、救急・災害・地域医療に力を入れており、救急車の受け入れ件数は年間3500件と県北地区で最多となっています。

新しい病院には救急センター・屋上ヘリポートが設置され、今まで以上に救急・災害医療への対応が強化されました。

地域医療支援病院として近隣病院や介護施設との連携を取るとともに、訪問看護ステーションを併設し在宅医療にも力を入れています。

赤十字看護師としての基礎実践能力を身につけ、スペシャリストを目指す

赤十字病院では全国共通のキャリア開発ラダーによる継続教育が行われており、赤十字活動を支える看護師・スペシャリストの育成に力を入れています。

基礎的な看護実践能力はもちろん、災害救護養成研修を受講することで「救護看護師」として活動できるのも同院ならではの特徴です。

ほかにも認定看護師・看護教員・国際活動要員など、目指すキャリアに応じた研修や支援体制が整っているため、さらなるステップアップを目指す方におすすめの職場環境です。

基本情報

４位：星総合病院

 
急性期から在宅医療までをトータルサポートする総合病院

同院は2013年に現在地へ移転オープンしました。24時間体制の救急医療をはじめ、急性期から緩和ケアまでの幅広い診療で地域医療に貢献しています。

新病院ではヘリポートやハイブリッド手術室など最新の設備を整え、訪問看護ステーションの新設や老人保健施設・看護学校の運営も行っています。

保健・医療・福祉の多方面で地域医療を牽引する、まさに地域の中核となる病院です。

充実した福利厚生と子育て支援が魅力！

同院は、福島県次世代育成支援企業に選ばれ、家庭と仕事の両立ができるよう様々な取り組みを行なっています。

院内保育・病児保育完備で、短時間正職員制度を設けるなど子育て世代が働きやすい環境を整えています。

そのほか、分娩費用割引制度・子育て用品のリサイクルシステムなど、病院独自のユニークな子育て支援が魅力です。

基本情報

求人情報（参照求人サイト：マイナビ看護師）

５位：福島労災病院

 
救急から緩和ケアまで地域医療の中核を担う総合病院

同院は、労災医療および職業性疾病の予防と早期治療という専門医療をはじめ、呼吸器・運動器・消化器などの診療体制も充実しています。

がん医療では地域がん診療連携拠点病院に指定され、内科・外科が連携し手術から化学療法・緩和ケアまで一貫した包括的医療を行っています。

また、地域連携支援病院として近隣病院との連携を図るとともに、地域包括ケア病棟やリハビリなど、急性期だけでなく回復期医療・在宅療養支援に力を入れているのも特徴です。

ゆとりあるラダー教育と充実したキャリア支援が魅力

同院では個人のレベルに応じたゆとりのあるラダー教育を基本に、スペシャリストを目指す専門コース研修など教育体制が充実しています。

キャリア支援として専門・認定看護師の取得支援制度、大学・大学院への進学支援制度があり、看護師としてステップアップを目指す方におすすめです。

全国にある労災病院間での交流派遣・転任制度もあり、ひとりひとりのキャリアプランに応じた研修・キャリア支援が整っています。

基本情報

求人情報（参照求人サイト：レバウェル看護）

６位：太田西ノ内病院

 
高度急性期から在宅医療まで、地域医療を牽引する中核病院

同院は29の診療科と1086の病床数を有する県内最大規模の総合病院です。

最新の設備と高い診療技術を備え、高度急性期から在宅医療まで幅広い分野をカバーしています。

救命救急センターでは年間5300件を超える救急搬送の受け入れを行い、「高度救急・災害・周産期母子医療」にも対応するなど、まさに地域医療の中核を担う病院です。

ほかにも老人保健施設・訪問看護ステーション・看護学校の運営を行っており、県中医療圏の保健・医療・福祉の一大拠点となっています。

くるみん認定企業！ワークライフバランスを重視した職場環境

同院は、子育てサポート企業として厚生労働大臣認定の「くるみん認定企業」に選ばれています。

男性看護師の育児休業取得推進・ワークライフバランス研修・保育施設の整備など、子育て支援が充実しており、ママ・パパ看護師が多数活躍しています。

育児休業取得率98％、お子さんの看護休暇制度やリゾート施設の割引など福利厚生も充実していますので、家庭も仕事も充実させたい方にぴったりの職場です。

基本情報

７位：寿泉堂綜合病院

 
急性期から長期療養・在宅医療・予防医学までトータルで地域医療を支える中核病院

同院は創立して130年を超える歴史ある病院で、新病院建設の際に現在地に移転しました。郡山駅から徒歩5分というアクセスの良さがポイントです。

急性期医療を中心に、複数の系列病院・クリニック・訪問看護ステーションを運営し、「検診・透析・長期療養・在宅医療」など幅広い診療体制で地域住民の健康を支えています。

病院としては中規模ですが、最新の医療設備と高い診療技術に定評あのある地域密着型の病院です。

手厚い子育て支援で働くママ・パパ看護師をサポート

同院は育児休業取得率100％、男性看護師の育児休業取得を推進するなど子育てしやすい職場環境が特徴です。

少数ではありますが男性看護師の育休取得の実績もあり、保育園利用者やパパ看護師を対象としたランチトークを開催するなど病院全体で子育て支援に取り組んでいます。

残業時間は月平均2.25時間でプライベートの時間を十分確保できるなど、日本看護協会主催のWLB推進ワークショップ事業でもその実績を認められています。

基本情報

８位：竹田綜合病院

 
会津地区の急性期・周産期医療を担う基幹病院

同院は会津地区の急性期・慢性期・専門医療を担う総合病院です。

k周産期母子医療センター・がん診療連携拠点病院の指定を受け、地域医療の中核的な役割を担っています。

がん診療においては、手術をはじめ「化学療法・緩和ケア・在宅ケア」まで包括的ながん医療を提供しています。

系列の医療・介護施設では長期入院療養・回復期医療・リハビリを提供しており、老人保健施設や訪問看護など在宅分野に力を入れているのも特徴です。

充実の福利厚生が魅力！アットホームで働きやすい職場環境

同院は24時間365日体制の院内保育をはじめ、秋に開催される大運動会など家族で参加できるイベントもあり、ママ看護師も働きやすいアットホームな職場環境が魅力です。

春と秋に開催される職員旅行や保養施設の割引利用、院内図書室での一般図書・DVDレンタルなど職員に喜ばれる福利厚生が充実しています。

自施設での受診に対する医療費補助制度や職員専用のトレーニングジムなど、職員の健康維持に対するサポートがあるのも特徴です。

基本情報

９位：会津中央病院

 
高度急性期医療を担う会津地区最大の総合病院

同院は三次救急病院に指定され、「救命救急センター・災害拠点病院・がん診療連携拠点病院」の指定を受けています。

救命救急センターは30年という長い歴史と実績があり、会津の広大な地域をカバーするため特殊なドクターカーを用いて救命活動を行っています。

また、「老人保健施設・特別養護老人ホーム・訪問看護ステーション」を運営しており、急性期医療だけでなく介護福祉・在宅医療に力を入れているのも特徴です。

大規模病院ならではの充実した教育体制が魅力

同院では基礎から専門領域まで段階ごとに研修が企画され、看護師として着実にスキルアップすることができます。

認定看護師や看護教員など資格取得への支援制度もあり、キャリアアップを目指す方にとって働きやすい環境です。

一定の実績を持つ看護師には能力給としてボーナス加算・商品券の配布などを行っており、身につけたスキルや資格がしっかりと評価されるのも特徴です。

基本情報

１０位：大原綜合病院

 
県北地区の救急・急性期医療の中核を担う総合病院

同院は周産期医母子療センター・地域医療支援病院の指定を受け、福島市をはじめとした県北地区の急性期医療の中核を担っています。

救急・小児・周産期医療を重点医療として専門的な診療を行っています。

また、回復期・精神医療を担う分院や訪問看護ステーションを運営し、急性期から在宅医療までシームレスな支援を行っているのが特徴です。

個人のライフスタイルに応じた柔軟な働き方が可能

同院は夜勤の勤務形態（2交替・3交替）を選択できるほか、日勤・夜勤専従、指定時間勤務など個人のライフスタイルに応じた柔軟な働き方が可能です。

有給休暇の取得率は80％を超え、夏季休暇やリフレッシュ休暇を利用した長期休暇も可能です。

さらに厚生労働省の「くるみん認定」を受けており、育児休業取得率100％、24時間対応の院内保育完備で子育てと仕事の両立を目指す方も働きやすい環境となっています。

基本情報

求人情報（参照求人サイト：マイナビ看護師）

福島県の病院は他県と比べて休日数が少ない！

あなたが務める病院の休日制度は4週5休か4週6休ではないですか？

福島県にある130の病院を分析すると他県と比べて休日数が少ない病院が圧倒的に多いことがわかりました。

さらに経営状態の良し悪しや看護師の人材不足に関わらず、年間休日が100日を切っている状態ですので古い体質が改善できていない可能性が高いです。

現状、公的病院がかろうじて4週8休制で給与水準も高いので、民間病院をチェックしつつ公務員になることも視野に入れたほうが長期的に良い選択になるでしょう。

まとめ：福島県内には規模の大きな総合病院が多数！多彩なフィールドで活躍できる

県内には総合病院が多数あり、そのほとんどは介護施設や訪問看護ステーションを併設しています。同時に附属の看護学校が多いのも特徴です。

多彩なフィールドがある組織では選択肢も多く、病院で臨床経験を積みつつ、目指すキャリアや適性に応じて働く環境を選べるのが魅力です。

転職の際には、キャリアやライフスタイルなど自分に合った職場を選ぶことが大切です。

今回の情報をお役立ていただくとともに、転職サイトの口コミやニュースで最新の情報を入手し、戦略的に転職活動を行うことをおすすめします。

福島県で求人を探すなら転職エージェントの活用は必須

転職エージェントを活用することで、病院の内部情報を事前に確認できるので、ミスマッチを防ぎ、地雷病院を避けることができます。

また、年収アップや希望する診療科への配属交渉もしてくれるため、病院へ直接応募するよりも有利な条件で転職をすることができます。

大手転職エージェントですと「レバウェル看護・マイナビ看護師・ナースフル」が有名どころですが、特にオススメできるのが「マイナビ看護師」です。

実地調査に力を入れているので内部情報に詳しく、給与アップの実績も豊富なので、口コミ評価が高いことが特徴です。

ただし、ランキングで紹介した人気病院を含む条件の良い求人は、募集があると応募者が殺到するので、すぐに締め切りになってしまうケースが大半です。

そのため、たとえ今すぐに転職するつもりがなくても、情報収集は怠らず、すぐに行動できるよう準備しておく事が転職で失敗しないためのコツです。

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